おはようございます、こんにちは、こんばんは、「ダサくったっていいじゃない?」管理人のぐるけん(@grooveken0)です。
今回は、ぐるけんが定期的に参加している「治験のバイト」について書いていこうと思います。
実は、ぐるけんはすでに「治験参加10回以上」を誇るベテランです。
その中でも、墨田病院の治験は一番参加回数が多いので、初めての方に向けて、細かいことまで詳しく書いていこうかなと思います。
個人的にも、いくつかの施設で治験を経験してきましたが、「墨田病院」が一番オススメです。
ぜひこれから治験へ参加することを検討している方への参考になればと思いますので、よろしくお願いします。
目次
墨田病院の治験の流れ
治験の流れといっても、具体的に参加する治験によって、内容が大きく変わってきますので、基本的なことを書いていこうと思います。
1.事前検診の予約をする
治験に参加するためには、まず「事前検診」というものを受けて、そちらを合格しなくてはなりません。
事前検診の予約はWEBサイトで行います。
墨田病院の事前検診を予約する方法としては、墨田病院のHPから直接予約する方法と、その他の治験サイトを通して予約する方法があります。
今回は、墨田病院のHP(正式名称は相生会)と治験サイト3つを紹介しておきます。
治験サイトはたくさんありますが、紹介した3つのサイトはいずれも、ぐるけん自身がしっかりと参加出来たものだけを紹介しています。
治験サイトは様々な病院の治験情報をまとめてあるサイトで、自分と病院の間にサイトが仲介役として入ってくれるイメージです。
事前検診予約の仕方としては、サイトに情報を登録(基本情報・健康状態)すると、WEB予約が出来るようになります。
WEB予約をすると、病院から電話かメールで折り返しが来て、受付完了になります。(もちろんそこで断られるケースもあります)
初めて参加する方は、ほぼ100%「電話」で連絡が来るはずなので、覚えておいてください。(ぐるけんのように何度も参加していると、メールで完了します)
この流れに関しては、墨田病院のHPから予約しようが、治験サイトから予約しようが変りません。
ただ、治験サイトを利用すると、治験サイトがあなたの情報(基本情報・健康状態)を病院側に出して、それから病院側から連絡がくるイメージになります。
なので、早く連絡が欲しい場合は、直接墨田病院のHPから予約した方がいいと思いますよ。(またそれ以外の理由でも直接の方がオススメですが、それは後ほど)
ではなぜ、わざわざ「他の治験サイトも載せたのか?」と思う方もいるかもしれませんね。
その理由としては、なぜか墨田病院のHPには、治験で貰える負担軽減費(報酬みたいなもの)の記載がないからです。
なので、墨田病院のHP上では「この試験を最後まで受けるといくら貰える」というのが分かりません。(電話で直接聞くか、事前検診の際に教えて貰えます)
しかし、やっぱり直接電話で聞きにくかったり、事前検診を受ける前に金額が知りたいですよね。
その時に役立つのが、他の治験サイトです。
治験サイトには、墨田病院の案件も掲載されています。
そして、その案件にはしっかりと金額も書かれてます。
正し、治験サイトには、一つ一つの案件に「どこ病院の試験ですよ」とは記載されていません。
大まかな場所だけの記載しかないです。(例、東京都新宿区で入院みたいな)
なので、治験サイトから場所が「墨田区」になっている案件を探してみましょう。
そして、その案件に色々な条件が書いてありますのでメモします。(例、3泊4日などその他いろいろ)
今度は墨田病院のHPで、治験サイトに載っていた案件と同じ条件のものを探します。
そうすると、治験サイトに載っていた「墨田区の案件」が墨田病院での入院のものなら、全く同じ条件の案件がHPに載っています。
それでようやく、負担軽減費がいくらか分かった上で、墨田病院のHPから応募することが出来ます。(面倒くさいですが、そこまでしても墨田病院の治験に参加する価値はあります)
しかし、そうなってくると、今度は「治験サイト」からそのまま応募すればいいじゃんとも思うかもしれません。
もちろんそれでもいいんですが、そうするとその後の「事前検診」で落ちる可能性が少しだけ高まります。
どういうことかというと、それは「紹介料」の問題です。
基本的に、直接HPから応募して合格しようと、治験サイトから合格しようと、貰える負担軽減費については変りません。
しかし、治験サイトから応募した人を参加させるとなると、病院側が治験サイトに「紹介料」を払うことになります。
あくまで治験なので、「健康状態」を重視するのは当然ですが、健康診断の結果がほぼ同じの場合は、直接HPから応募した人が受かりやすいと思います。(その他、健康診断中の態度とかも考慮されますが、よっぽどじゃないかぎりは大丈夫です)
これはちょっと「事前検診」を受かりやすくする裏技の一つかもしれませんね。
実際に墨田病院には、誰か治験に参加する人を紹介すると紹介料が貰える制度もあります。
ぐるけんも経験がないので、詳しくは分からないですが、病院のトイレに張り紙が張ってあったりします。
紹介料の金額は分からないですが、昔治験で一緒になった人から聞いた時には、1~2万という話を聞きました。(紹介する治験によって変わるのかもしれません)
そう考えると、治験サイトを通すと、もっと高額の「紹介料」を支払うことになっているのかもなと思いますね。
ぜひ少しでも受かりやすくしたい方は、手間を惜しまずに直接HPから申し込んでみてくださいね。
2.事前検診を受ける
予約が完了したら、決められた日程で事前検診を受けます。
事前検診の場所は、墨田病院です。
内容は、健康診断を受けて、その後に参加することになった時の注意点や負担軽減費の話などを聞くことになります。
かかる時間はその時の試験によって変わりますが、大体「3時間前後」が目安ですね。
健康診断の内容も受ける試験によって変わりますが、基本的には採血・心電図検査・採尿はどの試験でもあります。
健康診断と色々な説明を受けると、その日はそれで解散になります。
交通費として、参加者全員3000円が支給されます。
その後の試験の結果は、大体「1~2週間前後」に分かります。
これが意外と長いですが、待つしかないですね。
3.合否の発表
事前検診を受けた際に、「〇月〇日に合否の発表があります」と説明を受けます。
基本的には、決められた日時に自分から病院に電話して合否の判定を聞くことになります。
まれにあまり人が集まっていない試験だと、健康診断の時にあまり数値が良くなかった人に「再検査」の連絡がくることがあるようです。(再検査は事前検診から合否の発表までの間にするようです)
ちなみに、ぐるけんは今までの試験に落ちたことがないので、「再検査」については詳しく分かりません。
受かっていたら、「よろしくお願いします。」という感じで、本番に備えるだけです。
4.入所
試験に合格すると、入所になります。
しかし、合格して入所出来たからといって、まだ安心出来ません。
事前検診の際も説明されますが、実際に参加出来る人数より多くの人が合格しています。(今までの経験の例、「12人試験14人合格」。「24人試験30人合格」など)
入所してすぐに、体調面のアンケート的なものを書かされて、体温を測り、採血・心電図・採尿などの健康診断をやっていきます。
その結果次第で、最後まで試験に参加出来る人と、途中で帰らされる人が出てくるので注意が必要です。
12人の試験で14人合格者が出ていた試験のケースだと、健康診断の結果がいい12人が最後まで参加して、残りの2人が「待機者」として1泊して帰るという感じでした。
待機者はその1泊中に、合格者の誰かの体調が急変した時などに変わる役割です。
基本的には変わることはほぼなく、ぐるけんもかなり参加していますが、一度も見たことないです。
ちなみに待機者は1泊した後、規定の協力費(試験によるが、1万~2万ぐらい)を貰って終わりです。
逆にここで治験に最後まで参加出来ることが決まった人は、普通に言わたことをしていれば、無難に試験を終えて、協力費を貰って終了です。(試験によってはその後に通院や電話確認が必要なものもあります)
一旦、大体の流れはこんな感じですかね。
思ったより、長くなってしまいましたが、自分が治験に初めて参加した時は分からないことだらけだったので、詳しく書いてしまいました。
この後も詳しく書いていきますので、自分が必要なところだけ読んでみてくださいね。
ある試験の入院中の日程
続いて、試験中はどのような日程で過ごすのか、具体例を書いていこうと思います。
3泊4日の試験の場合
1日目(初日)
【13:00】入所・オリエンテーション・基本検査
集合時間は、試験によって違いますが、今回は午後からの例にします。
病院に着くと、先ほども書いたように、採血・心電図・採尿などの健康診断を行い、「試験参加者」と「待機者」の選定をします。
参加者全員がそれぞれの検査を終えると、あとは健康診断の結果を待つだけです。(参加人数によりますが、そこそこ時間がかかる)
この間は、ロビーに用意されている机と椅子でひたすら待ちます。(病院に置いてあるマンガやスマホなどで時間を潰します)
この試験の時は、15時ぐらいに「健康診断」の結果が出ました。
参加者全員の診断結果が出次第、その場で「試験の参加者」と「待機者」が発表されます。(待機者は個別に呼び出される)
その後、入所中の生活についての説明などを受けて、用意された「パジャマ」に着替えて、それぞれのベッドに入ります。(ここまでで16時ぐらい)
そこからは、ほぼ自由時間です。
1日目はこれ以外何もやらないケースがほとんどで、あとは「お風呂」と「食事」をするだけですね。
【18:00】お風呂
お風呂の時間の決め方は、その時の試験次第です。
人数が少ない試験(12人試験など)では、予約表みたいなものが用意されて、30分ごとで自分の好きな時間に予約して入ります。(早い者勝ちです)
人数が多い試験(24人試験など)では、スケジュールが詰まるので、トラブル防止のためか、予め病院側で時間が決められています。
お風呂は個室で4か所あります。(試験の人数によって2か所しか使わないケースあり)
そのうち2か所は浴槽もあります。(正し、ぐるけんは使ったことない)
基本的には、30分でシャワーを浴びるという感じになると思います。
試験には、シャンプーなどの持ち込みは出来ず、病院側で用意しているものを使います。
病院には、シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔フォームが用意されていますね。
【19:00】夕食
夕食は試験によりますが、19時前後になります。
基本的には、食事は「お弁当」です。
お弁当は、一応栄養バランスなどが考えられたお弁当が出てきます。
実際のものとは違いますが、大体写真みたいなお弁当のイメージです。
ぐるけん自身、20泊以上の長期試験もやったりしていますので、恐らく今までで墨田病院の「お弁当」は100食は食べていると思います。
いつも、お弁当屋に頼んで持ってきてもらうスタイルです。(味は、色々な治験施設の中でも美味しい方です)
一番多いのが「お魚」メインのお弁当ですかね。
「サバの味噌煮」「アジの味噌煮」「焼き鮭」「カレイの南蛮漬け」などのバリエーションがあります。
後は、お肉系もそこそこ出ます。(ただ肉の量は少ないです)
お昼には今半のすき焼き弁当が出てきたりもしますよ。(それ以外にも、今半のお弁当はよく出ます)
イメージ的には、短い期間の試験だと「健康的な食事」(揚げ物等はほぼ出ない)中心の感じです。
20泊以上の長期試験になると、もう何でも出てきます(笑)
普通にお魚メインの「健康的なお弁当」から、「唐揚げ弁当」、「カレー」、「親子丼」、「ラーメン」、「うどん」なども出てきましたね。
長期試験になってくると、暇すぎて食事だけが楽しみになりますよw
【23:00】就寝
基本的には、どの試験でも23時に消灯になります。
それ以降は、電子器具(スマホ等)は使えなくなります。
また大人数で寝ますので、寝返り等も打ちにくいです。(あまり音を立てると目立つので)
就寝中も「トイレ」には行くことが出来ますが、周りの人の迷惑にならないように静かに行かなくてなりませんね。
入所して初めの方はいいんですが、長期試験になると、基本的に日中もベッドの上で寝ているだけなので、夜に眠れなくなってきます。
個人的に、長期試験中は夜が一番辛いですね。
2日目(投薬日)
【6:30】起床・投薬前健診
大体、どの試験も2日目から「投薬」が始まります。
投薬日は、基本的に6時30分など早い時間に起床することになりますね。
起きたら、まず事前検診が始まります。
1日目で、「試験参加者」と「待機者」に分けられますが、ここで投薬前にもう一度検査して、投薬者が最終決定します。
もし1日目の時点で「試験参加者」に選ばれていても、健康診断の結果が悪くなっていたら、ここで「待機者」と入れ替わるケースがあります。(待機者はそのために1泊します)
しかし、基本的には風邪などを引かない限りは、ほぼ1日目に決まった「試験参加者」と「待機者」が入れ替わるケースはありません。
ぐるけんも何度も参加していますが、入れ替わるケースを見たことがないです。
ただ、一応ここまでは気が抜けません。
逆にここの事前検診をクリアすれば、最後まで試験に参加出来ることが正式に決まります。
事前検診が終わると、「投薬」に移ります。(投薬が終わると、待機者はお役御免になり、帰宅となります)
投薬回数は、試験によって変わってきます。
短い試験なら大体1日だけのことが多いです。
長期試験だと2週間投薬がありました。(20泊以上の試験の際)
今回は、3泊4日の例なので、投薬は1日のみです。
投薬日はとにかく採血をたくさんします。
ぐるけんが参加してきた試験は、大体1日10回以上とかだったと思います。
しかし、1日にたくさん採血する日は、「留置針」をつけますので、負担は少ないですよ。
留置針とは?
点滴などで使用される注射針で、簡単にいうと針を刺しっぱなしで固定しておく事で、採血のたびに針を刺さなくてよくなります。
針を「刺しっぱなしにする」と聞くと怖く感じるかもしれませんが、基本的には大した負担にはなりません。(点滴をしている時と同じ感じ)
また針を刺したあと、医療用のテープとネットで手首辺りに固定してくれますので、「留置針」をしている最中も自由に動けます。(墨田病院のケース)
事前検診を終えて、「試験参加者」に選ばれた人は、順番に「留置針」を刺していきます。
それが終わると、それぞれ「投薬」に備えます。
【8:00】投薬スタート
投薬は大体8時スタートです。(試験による)
投薬時間は秒単位で一人一人決まっていて、決められた時間に次々と「投薬」していきます。
自分の番が来ると呼ばれて、複数の医師に見守られながら、薬を飲んでいきます。
その後に、きちんと薬を飲み込んだか、細かく口の中のチェックを受けて、「投薬」終了になります。
ちなみに、投薬日は検査の数値に影響が出ることから、大体「朝食」は抜きです。
投薬日後
投薬後は、頻繫に採血するので、採血のたびに自分のベッドに戻る必要があります。(採血の時間も一人一人細かく決められている)
ただ、それ以外は基本的には自由です。(試験によっては、「1日ベッドの上で過ごす」とか「午前中はベッドの上で過ごす」などのルールがある時もあります)
13時には「昼食」の時間がきて、19時には「夕食」になります。
留置針を入れてある日は、大体「お風呂」は入れなくなります。(翌日に入ります)
寝る少し前に、最後の採血をして「留置針」を抜きます。(試験によっては留置針をつけたまま寝る時もあります)
あとは、1日目と同じく23時に就寝になります。
3日目(経過観察)
【8:00】起床:健診
投薬日以外は、基本的には8時前後に起床します。
起床後はお馴染みになってくる、採血・心電図・採尿の健診を受けます。
【10:00】朝食
基本的に「投薬日」以外は、朝食が出てきます。
朝食は、おにぎり3つとかが多いですね。
あとは、おにぎりに味噌汁(インスタント)が付く日とかもまれにあります。
【13:00】ラジオ体操・昼食
入所中は運動不足になるということで、お昼前に「ラジオ体操」をやります。
「留置針」を付けている日はやらないですが、それ以外の日は大体やりますね。
20泊以上の長期試験を受けた時には、毎日やってました(笑)
ラジオ体操が終わると、いつも通りの昼食です。
お昼以降
お昼以降は前日に入れなかった「お風呂」に入ったり、いつも通り19時に夕食を食べて、23時に就寝になります。
4日目(退所日)
【8:00】起床・健診
この日が最終日になります。
最終日もいつも通り、採血・心電図・採尿を行います。
その結果次第で、検査結果に異常がなければ、無事に試験終了となります。
検査結果が出るまで時間がかかりますので、この間に帰宅の準備をしながらひたすら待ちます。
【10:30】検査結果発表
試験によりますが、大体数時間ぐらいで、「最終検査の結果」がでます。
ここで問題なければ、無事退所となり、帰宅できます。
検査結果に異常が出ると、そのまま追加入院になるケースや、帰宅はできるけど、追跡検査が必要になるケースがあります。(ぐるけんはなったことありません)
大体、入所中の大まかな流れはこんな感じです。
その他の入所中の生活や情報
あとは、その他の入所中の生活や情報について、色々なことを書いていこうと思います。
より色々なことが詳しく知りたい方は見てください。(不要な方は飛ばしてください)
病院施設内にあるもの
- 洗濯機・乾燥機
- 無線LAN
- ドライヤー
- シャンプー・リンス
- ボディーソープ・洗顔フォーム
- 歯磨き粉
- 漫画・雑誌・その他本
- 新聞(スポーツ紙もある)
- ゲーム・DVD
- ノートパソコン(貸出)
- ボードゲーム
病院施設内には、色々と自由に借りたりすることが出来るものがあります。
まずは、洗濯機・乾燥機ですが、これは使用する時に「名前」を書いて自由に使用できます。(それぞれ3台ずつあります)
病院内は、無線LANが飛んでます。(2つのアクセスポイントがあります)
正し、そこまで速くない上に、大人数で入所する試験だと使い物にならない時もあります。
ぐるけんはいつもポケットWi-Fiを持って行きますね。(実際に持ってきている人もそこそこいる)
その他、漫画・雑誌・本も結構な数おいてあります。
ただ、どれも少し古い物が多く、新しい漫画でも、多くの人が読んでいるので結構くたびれていたりします。
漫画のラインナップは、結構人気なものもあったと思います。(ただ連載中のものは最新刊までなかったりしました)
※写真はイメージです(病院内撮影禁止のため)
覚えている限りの「漫画」ラインナップ
- 「ワンピース」
- 「ナルト」
- 「進撃の巨人」
- 「キングダム」
- 「アイシールド21」
- 「ジャイアントキリング」
- 「ワンパンマン」
- 「ジョジョの奇妙な冒険」
- 「宇宙兄弟」
- 「ナニワ金融道」
- 「スラムダンク」
こんな感じで、他にもまだまだ色々ありましたね。
雑誌類は、決まったものを最新刊が出るたびに置いてありました。(週刊誌なら2週分、月刊誌なら2か月分、それ以降は撤去されます)
覚えている「雑誌」ラインナップ
- 「ジャンプ」
- 「マガジン」
- 「サンデー」
- 「プレジデント」
- 「Number」
- 「週刊文春」
- 「週刊新潮」
雑誌系のラインナップは、そこまで多くはないですが、これ以外にもなにかしらあった気がします。
それぞれ、発売日に雑誌コーナーに置いてありました。
ちなみに、新聞類もいくつかありました。(スポーツ紙を含む)
ぐるけんは新聞を読まないので、詳しく「〇〇新聞」が置いてあったという所までは分かりません。
その他、ゲーム・DVD・ボードゲーム・ノートパソコンも貸し出しています。
ノートパソコンとボードゲームは所定の場所に置いてあるので、自由に使える感じで、DVDとゲームは箱だけが置いてあって、それを看護師さんの所に持って行くと中身を貸してくれる感じです。
基本的には、どれも古いものが多かったと思います。
ゲームで確認できたのは、「PS2」と「PS3」ですかね。
レクリエーションについて
短期の試験だとありませんが、長期の試験になると「レクリエーション」があります。
レクリエーションの内容は「散歩」です。
長期入院によっておこる運動不足を解消する目的ですね。
入所者全員で病院の近場を歩いたり、近くにある浅草寺にいったりしましたよ。
入所中の貴重品について
入所する時に、一人一人に鍵付きのロッカーが貸し出されます。
貴重品については、そちらで管理することが出来ます。
※写真はイメージです
ロッカーの大きさはそれなりに大きいので、普通サイズのリュックぐらいだったら、そのまま入れることができます。(大体写真と似たような感じのロッカーでした)
持ち物(持って行くと良い物)
続いて、持ち物(持って行くと良い物)について書いていこうかなとも思います。
ただ、意外にも色々なものを病院側で用意してくれています。(パジャマとかも病院側で用意してくれます)
なので、ここでは基本的なもの以外で持って行くとオススメなものを書いておこうかなと思います。(基本的なものは、入所前に教わります)
持って行くと良い物
- ノートパソコン
- ポケットWi-Fi
- 簡単な南京錠(鍵系)
- 耳栓
主には、こんな感じです。
ノートパソコンは、あれば暇つぶしに役立ちます。
まあスマホとかタブレットで十分な人は、それでもいいかなと思います。
ポケットWi-Fiはノートパソコン・スマホ・タブレット類で動画などを見て暇を潰したい方は、持って行った方がいいかなと思います。
※最高、同じフロア内で3つ同時に試験が行われる可能性があり、そうするとかなりの人数が入所します。当然、無線LANも重くなります。
「南京錠」に関しては、防犯のためです。
ぐるけんは、こういう「南京錠」を自分のバックに付けていました。
こういう風にチェーンの部分?が細いと、リュックなどにも鍵がかけられるので便利です。
全部、荷物を「鍵付きのロッカー」に入れて、そこからいちいち必要なものをその都度取り出してもいいですが、ベッドと鍵付きのロッカーは結構離れていて面倒くさいです。
大体の人が、自分のベッドの横に貴重品を除いたカバンを置いています。
ただ、そうすると「トイレ」や「お風呂」、その他ベッドから離れる時に自分の荷物がやや心配になりますよね。
基本的に盗難に関しては、自己責任ですし、どんな人と一緒に入所者するかも分からないので、用心するに越したことはないですよ。
あと耳栓に関しては、同じ部屋に大人数で寝ますので、騒音対策であったら便利かもしれません。
今まで何回も参加いていますが、必ずうるさく「いびき」をかく人が一人ぐらいは出てきます。
一度「寝言」がうるさい人と一緒になった時は、持って行って良かったなと思いましたよ。
報酬(負担軽減費)の受け取り方
報酬の受け取り方は、「銀行振込」になります。
自分名義の口座にしか振り込めないので、注意が必要です。
大体が、試験の全日程終了後から「1~2週間後」に振り込まれます。
今までの経験だと、1週間後ぐらいに貰えることがほとんどだったと思います。
ただ、一気にまとめてではなく、何回かに分けて振り込まれるケースもあります。(これは試験による)
※例えば、「3泊4日×2回の日程で14万」の協力費の試験があったとして、1回目の3泊4日が終わったら7万が振り込まれて、2回が終わると、また7万が振り込まれるという感じですね。
詳しくは、試験ごとに病院側で説明が貰えるので、あくまで目安として考えてくださいね。
しかし、試験が終わってすぐに貰えると考えている方は、要注意ですよ。
実際に副作用とかは大丈夫なの?
初めて治験に参加する方は、「副作用」は大丈夫なのかという心配があるかもしれませんね。
ずばり、「副作用」に関しては、基本的には問題ないです。
まず、ぐるけんは10回以上参加していますが、一度も何か不都合なことが起きたことはないです。(他の人も試験中に体調が急変した人などは見たことありません)
また、治験に一度参加してみれば分かりますが、かなり「安全性第一」で行われています。(特にそういった面でも墨田病院は、優れていると感じます)
正し、単純に「副作用」といっても色々あり、その人の体質と結びついて何かしらの副作用が起こることはあるようです。
例えば、「アナフィラキシーショック」などもその一つですよね。
試験で使う薬によって、「こういうような方は、参加できません」と色々条件の説明があるので、自分に心当たりがある方は、参加を控えるようにしましょう。
お金が欲しくて、噓ついて試験に参加しなければ、多くの人が心配しているようなリスクはほとんどないと思いますよ。(※あくまで個人的な意見です)
どんな人が試験に参加しているの?
試験に参加するのは、20代の人が多いです。
大体、1回試験を受けるたびに30代以上の参加者が数人いて、後は全員20代といったイメージでいいと思います。(やっぱり若い方が健康診断でも有利なのもあると思います)
参加者は「大学生」、「フリーター」、「浪人生」、「ニート」、「個人事業主」、「無職」など様々な人がいます。
他にも、仲良くなった人で面白かったのが、フィリピンなど物価の安い国で数ヶ月生活した後、日本に戻って治験を受けては、また海外でそのお金が尽きるまで生活しているような方もいましたね。
とにかく色々な人がいるので、現在自分がどのような状況に置かれている人でも気にする必要はないです。
あとは、他の参加者との関係はどんな感じになるのかですが、これはケースバイケースです。
基本的には、誰とも関わらないように過ごす人が多いです。
今までの経験上だと、短期の試験ではほぼみんな誰とも関わることなく試験を終えるケースがほとんどですね。
長期試験になると、自然と会話したり、一緒にご飯を食べたりすることもありました。
もちろん、長期試験でも誰とも関わらずに過ごしている人もいます。(半々ぐらいのイメージ)
ぐるけんもあまり、自分から積極的には関わりませんが、相手が話しかけてきたりしたら応じるくらいの気持ちで、参加しています。
大体、そんな感じが無難かなと思いますよ。
治験に参加して感じていること
最後にさらっと、治験に参加して感じたことを書いて終わりにします。
治験に参加しようか迷っている方に言いたいのは、「ぜひ一度参加してみてください」ということです。
きっと、一度参加すると「また参加したい」と思いますよ。
「寝ているだけで大金が貰える」というイメージがあるかもしれませんが、あながち間違った表現でもないですw(ただ、参加するまでの健康診断を乗り越えるのが難関だったりする)
一応、治験に参加するだけで「他の人の役」にも立つことになりますので、悪い話ではないですよ。
個人的にオススメなのが、「浪人生」や「資格を取るため勉強中の方」、ぐるけんのように主にパソコンを持って行けばどこでも仕事出来る「個人事業主」の方の参加ですね。
治験中は時間がたっぷりありますので、勉強も仕事も出来て、お金も貰えますよ。
ぐるけん自身もそういった事情もあり、これからも定期的に治験に参加していくつもりです。
他に何か質問や分からないことがあれば、コメント欄に書いてくれれば、出来るだけ返信しますよ。(コメントは承認制)
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