おはようございます、こんにちは、こんばんは、「ダサくったっていいじゃない?」管理人のぐるけん(@grooveken0)です。
前からJリーグに来るんじゃないかといわれていた「フェルナンド・トーレス」選手ですが、正式にサガン鳥栖への加入がきまりましたね。
一時は「破談」との噂も流れていて、Jリーグファンからしたら、「残念だな」「トーレス見たかったな」と思っていましたが、無事に決まって良かったです。
今回は、これからJリーグにやって来る「フェルナンド・トーレス」の今までの成績などを振り返っていきたいと思います。
第1次「アトレティコマドリード」時代
フェルナンドトーレスは地元マドリード出身で、11歳からアトレティコの下部組織でプレーを始めます。
すぐに非凡な才能を発揮し、順調にキャリアを積んでいき、僅か15歳でアトレティコとプロ契約を交わしました。
その後もトントン拍子にステップアップしていきます。
16歳にはトップチームに昇格し、17歳でデビューを果たすなど天才ぶりを発揮。
当時、アトレティコ・マドリードは低迷期で、2部に降格していましたので、2部でのトップチームデビューとはなります。(なお、アトレティコ・マドリードは翌年も含めて2年間は2部に所属することになります)
翌年の18歳になるシーズンでは、36試合に出場するなど、しっかりとチームの戦力になります。(このシーズンまで2部)
その後、チームが1部昇格を果たして、トーレス自身初の1部でのシーズンとなりますが、いきなり13得点をマークするなど10代の選手としてインパクトを残します。
さらに若干19歳にして、キャプテンを任されるなど、瞬く間にチームの中心選手からチームの象徴的な存在になります。
1部に所属した第一次アトレティコ時代の5年間全てで、二桁得点を記録して、瞬く間に世界の注目選手になったのが、第一次アトレティコ時代のフェルナンド・トーレスですね。
第一次アトレティコ・マドリード時代
【成績】
- 2000‐2001 2部(4位) 4試合1得点
- 2001‐2002 2部(1位) 36試合6得点
- 2002‐2003 1部(11位) 29試合13得点
- 2003‐2004 1部(7位) 35試合19得点
- 2004‐2005 1部(11位) 38試合16得点
- 2005‐2006 1部(10位) 36試合13得点
- 2006‐2007 1部(7位) 36試合14得点
通算成績:214試合82得点
「リヴァプール」時代
フェルナンドトーレスは、2007‐2008シーズンにリーガエスパニョーラ5年連続二桁得点の実績を引っ提げて、リヴァプールに移籍しました。
特にリヴァプール移籍1年目は、フェルナンドトーレスが最も輝いた時と言ってもいいかもしれません。
リヴァプール時代には、そのイケメンぶりも相まって、日本でもサッカー選手としてトップクラスの人気を誇る選手になりましたね。
リヴァプール時代
【成績】
- 2007‐2008 1部(4位) 33試合24得点
- 2008‐2009 1部(2位) 24試合14得点
- 2009‐2010 1部(7位) 22試合18得点
- 2010‐2011 1部(6位) 23試合9得点
- 途中でチェルシー移籍 14試合1得点
通算成績 102試合65得点(チェルシー時代は含まず)
「チェルシー」時代
2010‐2011シーズンの途中に、同じリーグのライバルクラブとなる、チェルシーに移籍します。
67億円の巨額の移籍金で加入し、リヴァプール時代同様の活躍が期待されましたが、チェルシーでは全く輝くことが出来ませんでした。
結果として、色々な原因が挙げられたりもしていますが、チェルシー時代では、順風満帆に見えたサッカー人生で大きな挫折を味わうことになりましたね。
チェルシー時代
【成績】
- 2010‐2011 1部(2位) 14試合1得点
- 2011‐2012 1部(6位) 32試合6得点
- 2012‐2013 1部(3位) 36試合8得点
- 2013‐2014 1部(3位) 28試合5得点
通算成績:110試合20得点
2011‐2012 FAカップ優勝
2012‐2013 チャンピオンズリーグ優勝
2013‐2014 ヨーロッパリーグ優勝
「ACミラン」時代
チェルシーの次は、イタリアの名門ACミランに移籍しました。
当時は、本田圭佑選手が10番を背負ってプレーしており、同時期にプレーしていますね。
ただ、ミランに移籍しても、フェルナンドトーレスの調子は上向くことなく、結果的には僅か3ヶ月でミランを離れることにもなりました。
ACミラン時代
【成績】
- 2014‐2015 1部(10位) 10試合1得点
通算成績:10試合1得点
第2次「アトレティコマドリード」時代
チェルシー時代、ACミラン時代と思うような活躍が出来ずにいるフェルナンドトーレスは、古巣のアトレティコマドリードに復帰します。
復帰後は、限られた出場機会や出場時間で、一定の存在感を見せていますね。
全盛期ほどではないものの、ようやく躍動感を取り戻した印象です。
そんなアトレティコファンから絶大な支持を誇るフェルナンドトーレスですが、2017‐2018シーズンを最後に、アトレティコに2度目の別れを告げました。
アトレティコマドリードの会長も、退団の際に「フェルナンド・トーレスは、我々クラブのレジェンド」と発言しており、今後もアトレティコのレジェンド選手として、ファンの心に永遠と刻まれるでしょう。
第二次アトレティコ・マドリード時代
【成績】
- 2014‐2015 1部(3位) 19試合3得点
- 2015‐2016 1部(3位) 30試合11得点
- 2016‐2017 1部(3位) 31試合8得点
- 2017‐2018 1部(2位) 27試合5得点
通算成績:107試合27得点
2017‐2018 ヨーロッパリーグ
「スペイン代表」
スペイン代表でも、南アフリカワールドカップ優勝など、輝かしい成績を残しています。
A代表デビューは、2003年9月6日のポルトガル戦で、10代での代表デビューを記録していますね。
それからは、順調に代表内での地位を高めて、2014年まで代表でプレーしていました。
スペイン代表
【成績】
2003‐2014 通算成績
110試合38得点
ユーロ2008優勝
ユーロ2012優勝
南アフリカワールドカップ優勝
ユーロ2008得点王
ユーロ2012得点王
FIFAコンフェデレーションズカップ2013 得点
「サガン鳥栖」移籍へ
2017‐2018シーズンにアトレティコマドリードを退団していた、フェルナンド・トーレスですが、先日にJリーグに所属する「サガン鳥栖」への加入が正式に決定しました。
年棒は諸説でていますが、約5億円超というのが有力のようですね。
Jリーグファンからしたら、イニエスタ選手に続いて、フェルナンド・トーレスも加入するとなると、リーグ戦の再開が待ち遠しいです。
正し、現実的に考えると、サガン鳥栖は現在J1に所属しているものの、降格圏内の17位に低迷しているチームです。
一部報道では、契約は1年半で、1年の延長オプション付きとのことですが、そうなってくると来年以降J2で戦わなくてはならなくなる可能性もあるわけです。(フォルラン選手を思い出しますね)
またフェルナンド・トーレス選手の年棒もJリーグでは、破格になります。
もちろんフェルナンド・トーレスは、素晴らしい選手ですし、活躍してくれると期待していますが、現在降格圏内に沈むチームの補強としては、「どうなのかな?」という気持ちが強いです。
これはシーズン終了まで待たなければなりませんが、5億あれば極端な話し、Jリーグのトップ選手を5人は雇えるぐらいの価格ではありますので、もっと適切な補強をすれば良かったということにならないといいなとは思います。
まあ、この時期ですし、Jリーグのトップ選手を複数人もサガン鳥栖が引き抜くというのも、難しいかったんだと思いますね。
外国人は枠の問題もありますし、だったら一人大物を連れてきて勝負しようという気持ちだったんですかね?
何はともあれ、フェルナンド・トーレスが大活躍してくれれば、全て丸く収まるでしょう。
ぐるけんも、いちJリーグファンとして、フェルナンド・トーレスの来日を楽しみに待ちたいと思います。