おはようございます、こんにちは、こんばんは、GURUKEN(ぐるけん)です。
今回は12球団でいち早く、第一次戦力外選手を発表した横浜DeNAの戦力外選手について考えていこうと思います。
現時点で発表された戦力外選手は、下園辰哉、山崎憲晴、高崎健太郎、林昌範、大原慎司の5選手です。
5人とも1軍で実績のある選手なので、CS出場の可能性もある横浜が、このタイミングで戦力外を発表したのには少し驚きました。
5人とも今のところ現役続行の意思があるとのことなので、早めに発表してあげる球団側の配慮でしょうかね?
5人の選手の中で、来年他の球団で現役続行を勝ち取れる選手はいるのか?
これまでの実績や今シーズンの成績を見ていきたいと思います。
下園辰哉について
下園辰哉 32歳(11月で33歳)外野手 年棒→2300万 11年目
ここ5年の成績
- 2012年 90試合 打数139 打率.252 0本14打点0盗塁 35安打
- 2013年 26試合 打数41 打率.146 0本1打点0盗塁 6安打
- 2014年 68試合 打数101 打率.277 1本8打点0盗塁 28安打
- 2015年 53試合 打数74 打率.284 1本8打点0盗塁 21安打
- 2016年 67試合 打数74 打率.270 1本14打点0盗塁 20安打
- 通算 656試合 打数1419 打率.263 16本110打点5盗塁 373安打
2017年成績(9月28日まで)
- 1軍 8試合 打数10 打率.100 0本0打点0盗塁 1安打
- 2軍 62試合 打数88 打率.216 0本5打点0盗塁 19安打
下園選手の戦力外は結構意外でしたが、今年の成績と年齢を見てシビアに考えると納得ですね。
何だかんだで、ずっと若手のイメージのある選手でしたが、今年でもう33歳なんですね。
バッティングはいい選手ですが、ホームランは打てませんし、守備も下手なのが残念ですね。
ここ数年は代打中心の起用でしたが、来年他球団が獲得するとしても、代打起用がメインになるはずです。
今年は2軍でも結果が出ていませんが、バッティングだけならまだ1軍でも戦力になるんじゃないかなとも思います。
長く横浜にいる選手ですし、もう1年ぐらいは様子を見るかなと思っていましたが、本当に意外でしたね。
個人的には結構好きな選手なので、来年も他球団でプレーする姿を見たいです。
ただこのまま大人しく横浜で引退すれば、球団職員や何らかのポストはぐらいはもらえるかもしれませんね。
山崎憲晴について
山崎憲晴 30歳(12月で31歳)内野手 年棒→1700万 9年目
ここの5年成績
- 2012年 18試合 打数28 打率.179 0本0打点0盗塁 5安打
- 2013年 115試合 打数237 打率.249 3本23打点1盗塁 59安打
- 2014年 115試合 打数309 打率.239 2本20打点2盗塁 74安打
- 2015年 25試合 打数29 打率.103 0本2打点0盗塁 3安打
- 2016年 1軍出場なし
- 通算 412試合 打数783 打率.218 6本56打点7盗塁 171安打
2017年成績(9月28日まで)
- 1軍 出場なし
- 2軍 52試合 打数95 打率.211 1本9打点2盗塁 20安打
中畑監督時代にはレギュラーにもなりかけた山崎選手ですが、戦力外になりましたね。
しかしこれには納得する気持ちもあります。
去年の春季キャンプで怪我をして、そこからラミレス政権では完全に構想外状態でした。
今の横浜には似たようなタイプの内野手も多いですし仕方ないのかもしれないですね。
タイプとしては内野全部をそつなく守れる守備力が魅力の選手です。
足がもう少し早かったりしたら、また使いどころも増えそうですが、なかなか使いどころの難しい選手です。
スタメンで使うにはバッティングが物足りないので、守備固めと小技要員として他球団で生き残りへの道を模索することになりそうですね。
高崎健太郎について
高崎健太郎 32歳 投手 年棒→2500万 11年目
ここ5年の成績
- 2012年 24試合 先発24 7勝10敗 防3.20 投球回151回2/3
- 2013年 20試合 先発9 2勝5敗4H 防5.83 投球回66回1/3
- 2014年 14試合 先発7 2勝3敗2H 防4.17 投球回49回2/3
- 2015年 7試合 先発7 2勝3敗 防4.98 投球回34回1/3
- 2016年 1軍出場なし
- 通算 178試合 先発84 25勝40敗11H1S 防4.22 投球回616回1/3
2017年成績
- 1軍 1試合 先発0 0勝0敗 防27.00 投球回1回
- 2軍 21試合 1勝2敗 防4.66 投球回29
2012年に開幕投手を務め、規定投球回にも到達した高崎選手ですが、今年で戦力外になりました。
2012年の成績を境に、ここ数年は思うように結果を残せていませんでした。
一時期はエースに成長していくのかなと見ていたのですが、少しプロとして意識が低かったのかなと勝手に思ってしまいます。
去年のキャンプ中に痛風を発症し、去年は1軍登板なし、今年も開幕1軍をつかむも1試合で2軍落ちと、戦力外といわれても仕方がない成績といえそうです。
もちろん人それぞれ体質等もありますから一概にはいえませんが、まだ30代前半のスポーツ選手が、別名「贅沢病」ともいわれる痛風になるなど、プロとしての意識が低かたのかなと思ってしまいます。
見ていてポテンシャルは高いなと思っていたので、残念ですね。
来シーズンにどこかの球団で、もう一花咲かせられるか注目です。
林昌範について
林昌範 34歳 投手 年棒→4100万 16年目
ここ5年の成績
- 2012年 32試合 0勝0敗4H 防1.91 投球回33
- 2013年 14試合 0勝0敗2H 防3.00 投球回12
- 2014年 56試合 2勝2敗15H1S 防3.15 投球回40
- 2015年 24試合 1勝1敗4H 防7.23 投球回18回2/3
- 2016年 1軍出場なし
- 通算 421試合 22勝26敗99H22S 防3.49 投球回536
2017年成績
- 1軍 出場なし
- 2軍 20試合 1勝1敗2S 防3.86 投球回18回2/3
個人的に好きな選手だった林選手もついに戦力外になってしまいました。
巨人時代は、若くていい選手が出てきたなと思っていたのですが、順風満帆にはいきませんでしたね。
それでも通算成績をみても分かる通り、かなりプロでも頑張った方といえるのではないでしょうか?
すでに34歳で2年間1軍登板がない上に、今年の2軍成績では厳しい立場だとは思います。
それでも実績はありますし、左腕なのでまだ僅かな現役続行の可能性があるかもしれませんね。
2014年が最後の輝きにならないように、もう一花咲かせてくれたら嬉しいかぎりです。
ないとは思いますが、好きな選手なので巨人が取ってくれたらぐるけんが喜びます(笑)
大原慎司について
大原慎司 32歳 投手 年棒→2600万 7年目
ここ5年の成績
- 2012年 33試合 1勝0敗5H 防1.80 投球回35
- 2013年 58試合 2勝0敗17H2S 防3.00 投球回48
- 2014年 44試合 3勝1敗15H 防4.45 投球回32回1/3
- 2015年 21試合 0勝1敗6H 防4.02 投球回15回2/3
- 2016年 16試合 0勝0敗1H 防4.97 投球回12回2/3
- 通算 243試合 10勝3敗55H2S 防3.26 投球回188
2017年成績
- 1軍 出場なし
- 2軍 25試合 0勝1敗1S 防3.75 投球回24
2011年は71試合を投げるなどフル回転していた大原選手でしたが、ここ数年の成績はどんどん下がり、ついに今年1軍登板なしで戦力外になりました。
しかし功労者なのに、1年で切るのは少しシビアだなと思ってしまいます。
せめて今年1軍でチャンスをあげて、ダメなら戦力外にしてあげて欲しかったですが、シーズン終盤までCS争いをしているチーム事情もあって、チャンスなしでの戦力外になってしまった印象です。
2軍成績も微妙ですが、個人的にはもう少し1軍で活躍できるのではないかなとも思っています。
左腕ですし、どこかの球団で来年も現役続行できる可能性が、5人の中では1番高そうな気がしています。
ぐるけんは巨人ファンですが、巨人が取ってみても面白いのではとも思っています。
来シーズン、どこかの球団でプレーする姿が見れるといいですね。
横浜の戦力外発表に思うこと
今回の戦力外発表に思うことですが、第一次の戦力外にしては、そこそこ豪華で驚きのメンバーだったなと思います。
名前だけ見たら「まだやれそうだな」と思ったり、「この選手が戦力外なのか」と思ったりしましたが、ちゃんと成績を確認してみると、今年はみんな戦力外でも仕方のない成績でしたね。
ぐるけんは結構横浜も好きなチームの1つで、今回戦力外になった選手は好きな選手も多いので少し寂しく感じます。
横浜一筋で頑張ってきた選手も多いですし、横浜ファンの方も同じ気持ち方が多いのかなと思います。
みんなあと何年か横浜で活躍して、現役を続けられれば、コーチとかになれるチャンスのあった選手も多い印象です。
でもこうやって思い切った選手の入れ替えをみると、横浜も「いい意味で変わったな」、「強いチームになったな」としみじみ思います。
来年は「本気で優勝を狙いに行くぞ」という覚悟の現れも、この戦力外から感じ取ることが出来ました。
一部報道では、球団はいずれも功労者として今後の話し合いをしていくとされていますので、ここで引退すれば何らかのポストで球団に残る選手も出てくるかもしれません。
でもまだ出来そうだなと感じる選手も多いですし、ファンとしてはもう一花咲かせてほしい気持ちもありますね。
個人的には、大原選手や下園選手あたりは巨人が獲得してみても面白いかなと思っています。
5人の内誰かは、来年どこかでプレーする姿を見れる気もしますね。
今後もどんどん色々な球団が、戦力外を発表していくと思いますので、このブログでも注目していこうと思います。
巨人も誰が戦力外になるか、ひやひやしています。
ファンとしては、少し寂しいですがこれも受け入れていかなくてはいけないですね。
寂しい季節が近づいてきたものです...